第8回カヌレ実践! まじで難しいーーーー

前回、粉が少なめだったので、レシピを振り返っていたのですが、砂糖って言ってみたら粉じゃないですか、それをパルスイートの液体にしているっていうのは、結構影響してそうな気がするんですよね、中身のモチモチ感を出したいんですが、けっこう粉を増やさないといけないんじゃないかな、と思ってます、ここの調整むずかしい

砂糖は薄力粉の倍いれますからね、その粉が丸っとなくなって、しかも液体が増えているっていうのはモチモチ感に絶対影響出ますよね

3個作るのに薄力粉30グラム、前回は20%増やして36グラムにしましたが、それでもモチモチ感ぜんぜん足りなかったので、結構増やさないといけない気がします、粉の量的には倍にしてもいいわけですからね、しかもパルスイートの液体も増えてるし
うーん、とはいえ、薄力粉と砂糖は違うからなあーーーーー、わからないーー

倍は入れ過ぎな気がするので、50グラムでいこう、これでいったんモチモチ感をチェックしよう

バター20グラム(溶けたのがフライパンに付いてちょっと減っちゃうので、本来は15グラムだけどちょっと多め)
強力粉50グラムー>60グラム(50で作ってたんですが、液体の時点でモッチリする感じがしなかったので10増やしました、けっこうトロット感でました)
豆乳100グラム
豆腐40グラム
パルスイート20グラム(砂糖60グラム相当)
卵について、今まで全卵と卵黄にレシピが分けられていたので、卵を2個使っていたわけですが、全卵がそもそも約60グラムあり、その内約20グラム使うということは3分の1、そのあとで卵黄を半分だけ使うということは卵黄自体は6分の5使っているということなので、ほぼ卵黄1個分使ってるよね、卵黄を1個丸っと使って、卵黄が約20グラムなので白身は約40グラムあり、そのうちの3分の1の白身だけ使えばいいので、13グラムくらいの白身を使えばいいということだね、そう考えると1個の卵で白身量だけ調整すればいけますね
ラム酒大さじ1

250度20分
220度40分(前回より20度高く)

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前回が良かっただけに、作る前にしっかりと考えて取り組んでみました

今回、ラム酒を初めて使いましたが、ラム酒って香りがすごいね、めっちゃ強い、大さじ1杯しかいれてないんですが、存在感すごい、大人な味になる気がします

前回、膨らまずに成功できたので、今回は膨らまない、そしてより外側カリッと!そして中もちっと!これを目標にしています

外側のカリッとは前回よりも高温で実現できるはず
中のもちっと感はどうしたらいいのかわからないですが、ひとまず今回、強力粉の量を増やしたので、それでどうなるかですね

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焼き

3この型に入れると、量はちょうどいいくらい、もう少し多くてもいけそうなくらい、8割くらい入っている感じ

前回の実験結果から、下段、手前に3個並べて焼いてきます、きっと膨らまないはず!!これで膨らまなければ、ちゃんと再現性のある形で取り組めていることになります
逆に、これで膨らむようであれば、カヌレの迷宮に迷い込んでしまいます

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最初の250度20分が終わりました

みんなどうしたんでしょうか

これでもかというくらい膨らんでいます

。。。

迷宮入り、カヌレラビリンスに迷い込んでしまいました

粉を入れすぎたせいかな、なんか今思うとそりゃそうか、という感じがしてきます、だった、レシピの倍の強力粉使ってるもん、それは膨らんじゃう気がします

でも、まあ、きれいに焼けたら焼けたでうれしいけど、ぼくは見た目派の人間ではなく、中身派の人間なので、おいしければよし!とします

レシピの倍の強力粉を使うとどうなるのか、それが今回明らかになれば実験の意味もありますしね
粉多く使ってるし、もちもちになると思うんだけどなー
でも、考え方によっては、レシピの倍使ってて、贅沢っちゃ贅沢なカヌレだよね、おいしければいい気がする、形は不細工かもしれないけれど、本当に大事なのは心の中だよ、という哲学的な意味も込めたカヌレ、それがLHカヌレです、外見に惑わされず、本質を見極める
形がきれいでおいしくないカヌレと、形はきれいじゃないけどおいしくてヘルシーなカヌレ、どちらが良いのか、答えは明らかです

、見た目が9割という本が売れてたりするようですが、ぼくはそういう考えには人生を通して反抗してきた人間です、だって人間、見た目は生まれたときにだいたい決まってるじゃないですか、きれいに、清潔感のある格好をしていたら良い評価なのか、中身を知らずにそんな判断をしてしまうのはつまらないし、本質ではないと思っています
LHカヌレについても、見た目じゃない、大切な中身を見つめていこうと思います

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そんなことを書いている間に220度40分が経ちましたが、焼色をもっとこんがりさせたかったので、10分延長しました、焼き時間が長くなると中がパサパサになってしまうので、あまり長いのはNGということは学びました、もうちょっと温度は高くてもいいのかな、220度40分でも足りないからな、230度にあげて次はやってみようかな

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というか、書いていて、思ったんだけど、カヌレを焼くときに最初の温度が高いのは周りを固めるためなわけですが、オーブンよりもトースターのほうが、上にも、下にも温めるやつがついていて、パンがこんがり焼けるように、カヌレもこんがりなるんじゃないかな、そのあとにオーブンしたほうがいいんじゃないかな、次ちょっと試してみたいと思います

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実食

うーーん、、、今までで一番微妙かもしれない

皮はパリパリでいいんだけど、皮が厚すぎる

粉倍は入れすぎたな、完全にミス

ぬうううううううう、むずかしいなーーーーーカヌレーーーーーーーーー

ラム酒はレシピが大さじ1だったけど、それではあまり強い味わいにならなかった、これは大さじ2いれてもいいかなと思う

難しいなあ、めっちゃむずい、近づいたと思ったのに遠ざかってしまっているような、英語みたいだ、1つができると、また新しい壁にぶつかる

ひとまず、トースターでこんがりできるかをやってみたいので、また挑戦していきたいと思います
そして粉の量は元に戻す
それでもっかいチャレンジだーーーおーーーー