第2回カヌレ実践!

作り始めます!久しぶり!

今回はスケールを調達しました、しっかりグラム数を見ながらやっていきます!こうやってまとめると定量的に改善ができそうで理系としてはわくわくします

バター9グラム、ちょい多め、何事もバターは多いほうがおいしいと思ってます
強力粉、38グラム、ちょい多め
グラニュー糖、45グラム、ちょい少なめ
全卵
牛乳125グラム、ちょうど半分
バニラビーンズ3滴くらい

最初に焦がしバター!前回は熱いままいれちゃったので先に作って冷ましておきます、同じミスをしないこと何事にも大事です
今回はレシピの半分の量でいきたいとおもいます、3個できる予定

いまレシピを見て気づいたけど、牛乳あっためるのか、前回完全にあっためてないな、2回作ると気づくことが色々あるね
バニラエッセンスを加えるのも今回は忘れない!

焦がしバターを作って鍋を使ってるので牛乳を沸騰させるのが非常に面倒になってきてしまった
前回ぜんぜん問題なかったし、ここは飛ばしてみよう、自分なりのレシピを探していくのです

砂糖の量はちょい少なめにしました、ヘルシー目指してます

部屋中に焦がしバターのいい香りが立ち込めてきたところで、強力粉、グラニュー糖、牛乳、そしてバニラエッセンスを加えます

ここで混ぜすぎてはいけない、というのが前回からの教訓、優しく混ぜていきます、一度したミスをしないのが成長です、がんばります

少しダマができてもいいとあるので軽く混ぜて終了、2回目ともなると少し慣れている感じがします、ただ何事も自称中級者が大失敗をするものです、油断せずにいきます

レシピには全卵と卵黄1個ずつとあるのですが、今回半分の量でやっているのでどうしようかちょっと悩みましたが、無駄が嫌いで白身だけ使わないのが卵さんに申し訳ないので全卵でいってみます

そして冷めた焦がしバターをいれます、やはり最初に焦がしバターを作っておくといいですね、無駄が嫌いなのでちゃんとヘラでバターをしっかりすべて入れていきます

ここではヘラで混ぜるとレシピにあります、前回は普通にホイッパーでそのまま混ぜた気がします、ヘラで混ぜることで混ぜ過ぎを防いでいる気がします

はっきりとわかりますが、この時点で前回よりも美味しそうな感じがしています、成長を感じます

レシピではここで鍋でこす、というステップがあります、今回スケールを新しい仲間として迎い入れましたが、こすやつは持ってません、こす意味もまだわからないのでここはスキップします、自分で必要と思ったものを実行する、レシピが言っているからといって機械のように従うことはしません、それがO型というものです

あとはこれを24時間冷蔵庫で寝かします

結構すぐできました、このブログを書きながら作っていますが、30分もかかってない気がします

ただカヌレで一番大事なのは焼きです、焼きの温度管理です、これは明日ですね、集中して臨みたいと思います

新しい仲間のスケールちゃんといっしょに記録

白くなっている部分がわかると思いますが、これがダマの部分ですね、レシピにダマはあっていいとあったんですが、レシピではそのあとこしてるんですよね、僕はこしてないからダマが残ってしまっているということなのか、と書きながら気づきました

まあでも前回もダマあっても美味しかったからね、ダマは僕らが思っているよりも悪いやつじゃない気がします、残してあげます、いったんダマを信じます、他の誰かが「ダマはほんと能力なくて無能だよ」と非難していても、いったん僕は信じたいタイプです、自分自身でちゃんと判断します、ここはダマにとって正念場です、頑張らないと3回目作るときに除外されてしまいます、でもそうやって僕もダマも成長すると思います、そういうトライアルする機会なく第三者の意見や固定観念で評価を決めてしまうことはしたくないと思ってます

 

〜〜24時間寝かしたあと〜〜

 

24時間経つとダマがなんか染み込んだというか、馴染んだ感じがします、うむ、いけそう、ダマちゃんが期待に応えてくれました

オーブンを予熱設定をして待ちます

前回熱いのがこわくて並べるのがうまくできなかったので、今回は勇気を出して天板を取り外し、ちゃんと乗っけてみようと思います、天板がすごい熱いんじゃないかと思って前回は怖くて触れなかったのです

持っている鍋つかみは耐熱300度らしいので、カヌレは230度で焼いていくので全然だいじょうぶなんですが、やはりこわいものはこわいです、今回は頑張ってみようと思います

型に液を入れていきます、前回作ったときよりもなんだかトロトロな感じがします、ちょっとなめてみました、信じられないくらいおいしかったです、前回入れ忘れてしまったバニラビーンズがいい感じ、これは期待できそう!

量はぴったり3個分でいい感じです、1個あたり牛乳40グラム、強力粉10グラムくらい、足して50グラムくらい、覚えやすい

鍋つかみをしながら、とても怖いので、天板をチョン、チョン、チョンとしながら熱くないかビビりながらチェックして、大丈夫そうなことを確認し、取り外しました!

そして前回並べ方も前回は横に並べてしまって熱の伝わりがバラバラになってしまったので、縦に並べました!けっこう前回の反省点を改善していけてる気がします

前回は熱の伝わりが微妙で、配置変更のために途中で開けてしまったのが温度管理に大きな影響を与えてしまいました、なので今回はちゃんと並べて完成まで開けずにしっかり焼きます!!

300度に耐えられる鍋つかみすごい、ちょっと暖かさが伝わるくらいでぜんぜん大丈夫でした、時代の進歩はすごいです、この鍋つかみがないときの時代はいったいどうやってこんな熱い中に並べて焼いていたのでしょうか、昔の人はすごいです、尊敬です

ちなみに僕が買った鍋つかみはこれです

https://item.rakuten.co.jp/ahanashop/etn-yd150brown/

前回同様グツグツと熱が伝わり膨らみ始めています、前回は初めてだったので膨らんでいることに興奮してしまいましたが、2回目ともなると「膨らむんだろ、知ってるぜ」という感じです、カヌレと一緒にぼくも成長しています

15分が経過し、順調に膨らんできています、焦りゼロ!レシピで学ぶよりも、実際の経験が人を成長させますね

200度20分が終わった時点で温度を下げるのですが、ものすごい膨らんでいます、2回目の自分でも驚くほど膨らんでいます、型の1.5倍位飛び出ています、ここで恐れてはいけません、開けません、このまま焼き続けます

なんでこんな膨らんじゃうんだろうなー、レシピにはしっかり寝かせてグルテンを落ち着かせないと膨らむとありますが、24時間寝かせてるのでそれはOKなはず

うーむ、まあ、いいかな、膨らんだままおいしかったらいいよね、たくさん食べれてむしろいいよね、Fujiのカヌレは膨らんでいる、という個性でもいい気はします、味次第ですね

とりあえず、とても膨らんでいることにはビビらずに今回は温度管理をしっかりするというのが大きな目標の1つでもあるので、しっかり焼いていきます

膨らんでいることが味に影響を与えているようであれば、次の課題は膨らまないように頑張る、ということで1つずつ解決していきます

型から飛び出したところがいい感じに黒く焼けてきています

レシピでは30〜40分なので、どこでオーブンをストップにするかはシェフの腕次第です、うーむ、前回よりはこんがり皮を作りたいのでしっかり目に焼こうと思います

30分が経ち、白い生地の部分が見えないくらいには焼けてきました、しかーし、焦らず焦らず、サクっとカヌレを作りたいので耐えます

並べ方はやはり縦に並べて正解でした、同じ感じで熱が伝わっています

35分経過し、たいぶ黒く焼けていきます、うーむ、どこまで焼こう、いくとこまでいって限界値がどんなものか知ることも大切だと思うので、40分焼いていきたいと思います、これで苦すぎたりしたら、そうだなー37分くらいで止めてもいいかもしれない

40分経った!いい感じで焼けています、多少膨らんでても可愛い感じもします、しないかな?

オーブンを開けて、中の温度を下げていきます

前回よりもだいぶいい感じに焼けた気がします、やはり一度も開けずにできたのが良かった気がする

あとは型から出して、周りがどこまで焼けているかですね

さあ、型から出します!じゃん!

うーーん、、、焼きが甘い、、、本当はこのてっぺんもちゃんと黒くなっててほしいのです、型から溢れた部分は熱が通っている感じですが、まだ皮全体に熱が期待するほどは通せていないです、くううう

これはどうなんだろう、焼き時間をもうちょっと延ばしたほうがいいと思う、10分くらいは余裕で延ばしていいと思う、230度と190度で焼く方どっちを延ばしたほうがいいんだろう、というか時間を延ばす方法と温度を上げる方法がある、うーむ、こういうのは1つの変数を変えながら試していくのが理系です、まずは温度はこのままで時間だけを変えたいと思います

カヌレは中の液体が沸騰することで中身の気泡的な穴ができるので、最初の230度の方は外側を焼くというよりも、中身の沸騰のためにあるものだと仮定します、そう考えると190度の時間を今回は40分でしたがこれを長くする必要があります、20分は長くしても全然いいと思う、ということで次は60分、じっくりいこう

ひとまず実食!

半分に切った感じは普通のカヌレな感じです

ぱく

うまい、普通にうまい、味的には他の人にも食べさせることができるくらい普通においしいと思います、目をつぶって食べさせても「カヌレ」ってちゃんと分かると思います

まず砂糖を少なめにしましたが、全然甘みとしては問題ない、本来量の20%減くらい

周りの皮をもっとこんがりサクッとしたいのに、それがうまくできていないので周りの皮はまだフニャッとした感じがします

ただ、型から溢れ出て熱がよく通っているところはサクッとした感じでとてもおいしい、このサクサク感を皮全体でも目指したい、もっと焼かないといけない、ただ今の状態で焼き時間を伸ばすと溢れ出たところに熱が通り過ぎてしまう

バニラビーンズはいい感じ、おいしい、あったほうがいい、本当はラム酒を入れるのが王道だけど、それはもうちょっとレベルが上がってから

2回目作って前回よりも慣れて作れた分、3回目もっとうまく作りたい!というやる気でてきています

■次回に反映

・190度の時間を20分増やして60分かける

・今の作り方だと溢れ出てしまうが、溢れない方法がまだわからないので、溢れてもいいようにそもそも型に入れる量を減らす、いま型に80%いれて、130%くらいまで溢れるので1.5倍くらいになっているわけですね、なので次は型の50%くらいまで液を入れて、膨らんでも型から出ないように調整

・砂糖は20%減くらいでも全然いい

・バターは多めでもやはりおいしい

・バニラビーンズもGood,ラム酒のほうが大人な味になる気はする